「歳のせいだから仕方がない」
そう言って寂しそうにされる高齢者の方々を再び元気づけたい。
地域の基幹病院で長年泌尿器科医として携わり、また国内外で最先端の研究にも関わってきました。医者になった当初は難しい手術や処置をこなしたり知識をつけることに喜びを感じていましたが、長年患者さんと向かい合ってきた結果、必ずしも最先端で難しい治療が患者さんの喜びにつながるわけではないということを日々実感してきました。患者さんそれぞれに人生や人間関係があり、医療はその一部を手助けするにすぎません。正しく診断して必要な治療を行うことはもちろんのことですが、これまでの知識と経験を活かして患者さんそれぞれの事情を考慮した上で最適な治療を見出していきたいと思います。
また患者さんを診ているうちに、生きがいや趣味を持っている方とそうでない方で表情や元気さが違うことも気になってきました。かなたに腎泌尿器科クリニックでは院長自らの趣味であるピアノの人間関係から定期的に音楽家をお招きし、院内無料コンサートを行っていきたいと思います。音楽を一例として、趣味を通して生きる喜びを見出して頂ければと思います。
院長略歴
金谷 勲 (かなたに いさお) 医師・医学博士
昭和45年12月生まれ
平成元年3月 私立灘高等学校卒業
平成7年3月 京都大学医学部卒業
平成7年5月~平成7年8月 京都大学医学部附属病院
平成7年9月~平成15年3月 大津市民病院
平成15年4月~平成19年3月 京都大学大学院医学研究科博士課程、京都大学再生医科学研究所所属
平成19年4月~平成21年6月 カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)がんセンター博士研究員
平成21年7月~平成23年3月 奈良社会保険病院
平成23年4月~令和3年12月 高槻赤十字病院
令和4年1月~ かなたに腎泌尿器科クリニック
4歳よりピアノを始め18歳で中断、2011年40歳で再開し現在に至る。
2013年ピティナピアノコンペティショングランミューズ部門B2カテゴリ全国大会第2位。
2018年同A2カテゴリ全国大会入賞。
2014年日本バッハコンクールA部門全国大会金賞。
2017年アマチュア国際ピアノコンクールB部門第1位。
2018年同A部門第2位。
2014年、2017年「Nの会」、2019年、2020年にそれぞれジョイントリサイタル、2022年、2024年にソロリサイタルを開催し好評を博す。
これまでピアノを三重野奈緒、長富彩、鈴木弘尚、芹澤佳司、田島佐智子の各氏に師事。隅田梨聖、加々見茉耶、屋野晴香、萬谷衣里、樋口美和子、横山幸雄、坪井真理子の各氏の指導も受ける。
所属学会・資格
日本泌尿器科学会会員
日本泌尿器科学会専門医
日本泌尿器科学会指導医
日本泌尿器科内視鏡学会会員
日本癌学会会員
日本癌治療学会会員
日本オフィスウロロジー医会会員